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巷の怪しいサプリメントやダイエット法に騙され続け、結果が出せずにたった3ヵ月でトレーニングをやめてしまう初心者トレーニーのための「自立式」ボディメイキング法

総負荷量を上げるパフォーマンス向上法:ストレッチマンは敵

ご無沙汰しております shinyo です☺

 

 

前回までは総負荷量を上げるための

前日の睡眠のとり方について説明してきました!

 

 

↓前回の記事はこちら↓

tkshinyo.hatenablog.com

tkshinyo.hatenablog.com

 

 

この2つの記事で睡眠のとり方

をしっかり理解できたと思います。

 

 

今回はジムでやりがちなストレッチの落とし穴

について紹介します!

 

 

ちょうど私が子供の頃にテレビであっていたのですが

 

 

 

ストレッチマン

ってヒーロー(?)がいたの覚えてますか? 

 

毎回ストレッチをしたり怪人を倒したりする人です↓

 

 

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もともと運動不足になりがちな障害を持った子供たち

と一緒にストレッチをして楽しく体を動かそうという

 

いたって良心に満ち溢れた番組とヒーローですが...

 

 

 

今回、この人悪者です。

実は、筋トレ業界において忌むべき存在なのです。

 

 

 

これからストレッチマンが起こす罪状を挙げていきます(笑)

 

 

 

 

ストレッチをすると...

 

 

「さぁ、今日は胸トレだ!」

 

と言って

とりあえずマットに寝そべって

全身を入念にストレッチ

をした場合

 

 

その日の筋トレ

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以上損してます。

 

 

 

ストレッチによる筋トレパフォーマンスの効果

の研究で

 

 

レーニング前に筋トレをすると

総負荷量が23%も減少してしまう

結果が出てしまったんです。

 

 

分かりやすく言うと

ベンチプレス60kg、3セット、10回(総負荷量1800kg)

をした効果が

ベンチプレス60kg、3セット、7.7回(総負荷量1386kg)

の筋負荷量しかもらえないんです。

 

 

 

その差約400kg

 

 

 

...かなり重罪ですよね。

 

 

良かれと思ってやったストレッチが

自らの首を絞めていたんです。

 

 

 

 

体の中で起きてること

 

ストレッチをするとパフォーマンスが

落ちてしまう原因ですが

 

 

  • 筋繊維の収縮できる数が減ってしまいます。

 

 

効率よく筋肥大を起こすには

より多くの筋繊維を収縮させる

必要があります

 

ストレッチによって筋繊維の収縮が抑制され

動員できる筋繊維の数

が減ってしまいます。

 

 

 

  • 筋肉のゴムの性能が低下してしまいます。

 

 

本来、筋肉の伸縮の際、

ゴムの伸び縮みのような性質が

あるのですが

 

このゴムを限界まで伸ばしきるような

ストレッチ運動は筋肉のゴムの性質を低下させ

結果筋力の低下を起こします

 

 

 

  • 筋肉の貧血状態で疲れやすくなってしまいます。

 

 

筋肉内が貧血状態で筋トレをしてしまうと

レーニング中の疲労物質を分解できずに

結果疲れやすくなり

運動回数が減ってしまいます。

 

 

 

ウォーミングアップ≠ストレッチ

 

 

よく勘違いしてストレッチをやりがちな理由として

 

「トレーニング前には十分なウォーミングアップを行いましょう」

 

といわれてストレッチをやってませんか?

 

 

違います。

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ここで、正しいウォーミングアップ

を理解して

今日からの筋トレに生かしましょう。

 

 

 

 

 

ウォーミングアップ

 

➀10~20分の有酸素

 

 

もともと体を温めることが目的であり

 

体内の筋肉の温度を上げることで

パフォーマンスを上げることができます。

 

この体温を上げる方法として有酸素運動

が推奨されてるわけなんです。

 

 

 

20分ほどで体がじわっと暖かくなるのを

感じます。

スピードは人それぞれですが

息が上がる手前ぐらいで調整すると

程よく体を温めることができます。

 

 

方法は何でも構いません。

ジムのトレッドミルペダリング

を使ってもいいですし

ジムまで自転車で向かっても

いいかもしれないですね。

 

 

私はジムまで自転車で10分程度なので

その時間にあててます。

 

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フォームチェック*1

 

 

例えば、これからベンチプレスをするとしたら

1RM*2の30%の重量でベンチプレスを行います。

回数は10~20回程度で動作を行いながら

フォームが崩れてないかセルフチェックしましょう。

 

 

 

他のトレーニングの際にも

同じ動作を低重量で行います。

 

 

スポーツ選手もウォーミングアップで

本番前に同じ動作をするのと同じ要領です。

 

 

同じ部位をあらかじめ動かしておくことで

本番前のフォームのチェックと同時に

本番の筋活動の活性化につながります。

 

 

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ウォーミングアップでこの2つのことを行うことで

総負荷量をアップさせることができます。

 

 

 

 

 

 今回は初心者が陥りやすい

ストレッチの勘違いについて紹介してきました。

 

 最後の最後にお伝えしますが

実はストレッチには

静的ストレッチと動的ストレッチがあり

 

レーニング前は動的ストレッチがいい

といわれてますが

 

 

動的ストレッチより

フォームチェックの方が

総負荷量が多い

という結果が出てます。

 

 

まぁ、そこまで言われてストレッチする人

いませんよね?(笑)

 

 

 

 次回からいよいよBig3編です!

最初はみんな大好ベンチプレスを紹介していきます!

 

 

最後まで見ていただきありがとうございました!

 

 

次回もお楽しみに☺

 

*1:わかりやすいように私が考えた造語です。実際には特異的ウォームアップといわれてます。

*2:一回扱うのが限界の重量