総負荷量を上げるパフォーマンス向上法:ストレッチマンは敵
ご無沙汰しております shinyo です☺
前回までは総負荷量を上げるための
前日の睡眠のとり方について説明してきました!
↓前回の記事はこちら↓
この2つの記事で睡眠のとり方
をしっかり理解できたと思います。
今回はジムでやりがちなストレッチの落とし穴
について紹介します!
ちょうど私が子供の頃にテレビであっていたのですが
昔
ってヒーロー(?)がいたの覚えてますか?
毎回ストレッチをしたり怪人を倒したりする人です↓
もともと運動不足になりがちな障害を持った子供たち
と一緒にストレッチをして楽しく体を動かそうという
いたって良心に満ち溢れた番組とヒーローですが...
今回、この人悪者です。
実は、筋トレ業界において忌むべき存在なのです。
これからストレッチマンが起こす罪状を挙げていきます(笑)
ストレッチをすると...
「さぁ、今日は胸トレだ!」
と言って
とりあえずマットに寝そべって
全身を入念にストレッチ
をした場合
その日の筋トレ
以上損してます。
ストレッチによる筋トレパフォーマンスの効果
の研究で
トレーニング前に筋トレをすると
総負荷量が23%も減少してしまう
結果が出てしまったんです。
分かりやすく言うと
ベンチプレス60kg、3セット、10回(総負荷量1800kg)
をした効果が
ベンチプレス60kg、3セット、7.7回(総負荷量1386kg)
の筋負荷量しかもらえないんです。
その差約400kg。
...かなり重罪ですよね。
良かれと思ってやったストレッチが
自らの首を絞めていたんです。
体の中で起きてること
ストレッチをするとパフォーマンスが
落ちてしまう原因ですが
- 筋繊維の収縮できる数が減ってしまいます。
効率よく筋肥大を起こすには
より多くの筋繊維を収縮させる
必要がありますが
ストレッチによって筋繊維の収縮が抑制され
動員できる筋繊維の数
が減ってしまいます。
- 筋肉のゴムの性能が低下してしまいます。
本来、筋肉の伸縮の際、
ゴムの伸び縮みのような性質が
あるのですが
このゴムを限界まで伸ばしきるような
ストレッチ運動は筋肉のゴムの性質を低下させ
結果筋力の低下を起こします。
- 筋肉の貧血状態で疲れやすくなってしまいます。
筋肉内が貧血状態で筋トレをしてしまうと
結果疲れやすくなり
運動回数が減ってしまいます。
ウォーミングアップ≠ストレッチ
よく勘違いしてストレッチをやりがちな理由として
「トレーニング前には十分なウォーミングアップを行いましょう」
といわれてストレッチをやってませんか?
違います。
ここで、正しいウォーミングアップ
を理解して
今日からの筋トレに生かしましょう。
ウォーミングアップ
➀10~20分の有酸素
もともと体を温めることが目的であり
体内の筋肉の温度を上げることで
パフォーマンスを上げることができます。
この体温を上げる方法として有酸素運動
が推奨されてるわけなんです。
20分ほどで体がじわっと暖かくなるのを
感じます。
スピードは人それぞれですが
息が上がる手前ぐらいで調整すると
程よく体を温めることができます。
方法は何でも構いません。
を使ってもいいですし
ジムまで自転車で向かっても
いいかもしれないですね。
私はジムまで自転車で10分程度なので
その時間にあててます。
➁フォームチェック*1
例えば、これからベンチプレスをするとしたら
1RM*2の30%の重量でベンチプレスを行います。
回数は10~20回程度で動作を行いながら
フォームが崩れてないかセルフチェックしましょう。
他のトレーニングの際にも
同じ動作を低重量で行います。
スポーツ選手もウォーミングアップで
本番前に同じ動作をするのと同じ要領です。
同じ部位をあらかじめ動かしておくことで
本番前のフォームのチェックと同時に
本番の筋活動の活性化につながります。
ウォーミングアップでこの2つのことを行うことで
総負荷量をアップさせることができます。
今回は初心者が陥りやすい
ストレッチの勘違いについて紹介してきました。
最後の最後にお伝えしますが
実はストレッチには
静的ストレッチと動的ストレッチがあり
トレーニング前は動的ストレッチがいい
といわれてますが
動的ストレッチより
フォームチェックの方が
総負荷量が多い
という結果が出てます。
まぁ、そこまで言われてストレッチする人
いませんよね?(笑)
次回からいよいよBig3編です!
最初はみんな大好ベンチプレスを紹介していきます!
最後まで見ていただきありがとうございました!
次回もお楽しみに☺